アイシングはなぜ行うのか?
痛みやしびれの原因は、炎症による発熱であり、その熱を取り除くために「アイシング」を行います。「間節の炎症」は特に熱が発生しやすく、その熱により引き起こされる、「変形性関節症」(膝の変形など)には特に有効です。
西宮の整骨院
痛みやしびれの原因は、炎症による発熱であり、その熱を取り除くために「アイシング」を行います。「間節の炎症」は特に熱が発生しやすく、その熱により引き起こされる、「変形性関節症」(膝の変形など)には特に有効です。
アイシングをする際には、体に余分な反応や負担を掛けないよう、保冷剤などではなく、必ず「氷を使って」行うようにしてください。一般には、ひとの体は0度の「氷」を当てた部分の表面は20分間で約10度下がりますが、その後はこれ以上下がらないように防御されています。
氷を使ったアイシングの安全性は高く、「生理的局所冷却」といわれる施術法は、炎症をおこしている範囲を局所に限定して冷却しますので、体温の低下やカゼひきを起しません。
このように「正しく」生理的局所冷却を行えばその部分では、一般にいわれる「冷え」の反応は起こらないことを知ってください。またアイシングには、その他の副作用もありません。
※生理的局所冷却とは、「体表面積の10分の1以下の熱を持った痛みの元だけを冷やし、なおかつ血行をよくする施術法のこと」です。
保冷剤での冷却は、冷凍庫から出してすぐは0度以下に冷えすぎているため、そのまま当てると『凍傷』を起こす危険があります。アイシングを行う際には、やり方を正しく理解し、氷を使用して実施するようにしましょう。